眼型酒さ

眼科医は視診によって診断を行います。まぶたや眼球表面の赤みや炎症の状態を評価することで、眼型酒さかどうかを診断します。

眼性酒さは、すでに皮膚の酒さを持っている人に多く見られますが、場合によっては単独で発症することもあります。フランス皮膚科学会によると、皮膚の酒さのおよそ30～50％のケースで、眼への影響が伴うと推定されています。

出典：Société Française de Dermatologie. La couperose et la rosacée (2019).

人工涙液は、乾燥を和らげたり、灼熱感を軽減するのに役立ちます。しかし眼型酒さ を完全に管理するためには、人工涙液だけでは不十分です。

重症の場合、 眼型酒さ によって視界がぼやける可能性があり、角膜への障害を避けるためにも医療的なフォローが必要となります。

場合によっては、眼型酒さの治療に抗生物質が必要になることがありますが、 必ずしもすべてのケースで使用されるわけではありません。抗生物質の使用が必要かどうかは、眼科医のみが判断できます。